2005年12月16日

ALICE 2

さて、妙に眠剤が効いてきたのかぼけ〜となってきております日向ですこんばんわんこ。
さて、第2弾、いくわよ!(某オカマ歌手風に)
・・・でもその前に睡魔が・・・(ばたん)
しかし相変わらず1話1ヶ月状態が続いています。
ていうか昨日ネットが落ちてたおかげで進んだというか(汗)
ヒトダマがスネークのおぱんつを着服する前に話を進めたいと思います。

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2005/11/20 書き始め(非公開)
2005/12/16 書き直し+公開
2006/01/12 ALICE 2終了

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2. ブリーフィング

 「まず、これを見てくれないか」とオタコンがスネークに端末を見せる。
「・・・これは?」
 一見、どこかの施設の見取り図のようなものを見せられ、スネークが首をかしげる。
「今回の君たちの行き先だよ。日本国内、とある島にある大手研究機関の研究所」
「ここに、潜入しろと?」
「早い話、そうなるね」
 あっさりと頷き、オタコンがいくつかのキーを叩く。
「その研究所で大規模な研究がされていてね・・・」
「・・・その口調からすると、メタルギアだな」
「ビンゴ。蓋を開けてみればびっくり、核搭載二足歩行戦車メタルギア、それもとびっきりの性能を持つヤツが開発されてるらしいからね」
「ちょっとまて。日本といえば・・・」
 そこまで呟いてから、スネークは何故かヒトダマを見た。
 今までの話を首(?)を傾げながら聞いていたヒトダマがくるり、と首(?)を逆方向に曲げる。
「『作らず、持たず、持ち込ませず』の非核三原則がありますぅ」
「・・・だろう?どうしてメタルギアが日本に?」
「それは開発した本人に聞いて欲しいな」
 と、肩をすくめながら、オタコン。
「とにかく君・・・達にはこの研究所に潜入してメタルギアの存在の有無の確認、万一本当に開発されているのだとしたら最悪メタルギアの破壊をやってもらいたいんだ」
「それは・・・反メタルギア財団『フィランソロピー』の直々の活動とみなしていいんだな?」
 表向きは私立探偵事務所を名乗る「フィランソロピー」だが、その実体は各国で生産されたメタルギアを破壊するといった過激な活動を行っている、ということを踏まえての発言。
 モチのロン、とオタコンが頷いた。
「ま、この世界自体が平行世界の1つなんだ、もしかするとこの世界の日本には非核三原則がないのかもしれないし本当に政府が極秘に開発しているのかもしれない。日本自体がアメリカの飼い犬だと言われてたりもするからね、もしかするとアメリカの依頼で開発してるのかもしれないことだってあるんじゃないかな」
「だとしたら皮肉な話だな・・・で、この研究所のマップは、」
「衛星から撮った外観と僕が入手した全体図を君のソリトンレーダーにアップするよ。君なら、それで充分だろ?」
「ああ、なんとかなる」
 それに武器も一式こいつにもたせてあるから破壊も任せろと、スネークは軽くヒトダマの頭を叩いてみせた。
「ところでさっきから気になってたんだけど・・・何、それ」
「何、って言われてもなぁ・・・」
「あの〜・・・私、ヒトダマと申しますぅ。ちょっと色々あって固体さんのところでご厄介になっていますぅ」
 おぶおぶと両手を振り、自己紹介するヒトダマ。
 ふぅんとオタコンが珍しそうにヒトダマを見た。
「僕のことは紹介するまでもないね?」
「別の世界のをたこんさんを見るのは初めてですぅ」
「こいつはちょっと訳あって他の平行世界から俺の世界に転がり込んでな。今、こいつの世界を探している最中なんだ」
 決して「自分の所為だ」と非を認めずに事情を説明し、しかしとスネークが首をかしげる。
「お前の世界でもこいつは存在しないんだろうな」
「そうだね、こんな珍しいものは初めてだよ」
「・・・それに私の世界ではぁ、をたこんさんもゲームの登場人物ですからぁ」
「・・・と、いうことだ。この世界がどうかまでは分からんが・・・」
 スネークがそう言うと、オタコンも「この世界がヒトダマの世界だったらいいね」と一言応え、腕時計を見た。
「予定ではそろそろ到着の時間だ。研究所は孤島の上に海からの潜入はかなり危険という情報があるからね、ここから飛び降りてもらうよ」
 運よくも外は大荒れの嵐のようだし、とオタコンが続けて言ってみせた。
 
◆◇◆  ◆◇◆

 
 「到着した」と言われて目隠しを外された先はとある船の中だった。
 部屋の中央に据えられたマルチスクリーンと部屋の隅に据えられた機材が、この船自体が何らかの活動拠点となることを目的として作られたものだということを物語っている。
 適当な席に着けと指示されて鎖神たちはそれぞれ手近な席に着いた。
「突然だが今回この任務の総指揮を執ることになった暗号名『Viper』だ。今から任務の説明を行う」
 鎖神たちの正面に座った、がっしりとした体型の男がそう名乗り、口を開いた。
「今回の任務についてだが、とある研究所に潜入し、そこで開発されている兵器の情報を収集してもらいたい」
「・・・『緊急の極秘任務だ』とか大騒ぎした割には内容はショボいな。その程度の任務なら何度もこなしてるぞ」
 早速口を開いたのは天辻だった。
「それにいくら研究所のネットワークが外部から隔離されていたとしても鎖神一人で充分事足りるはず」
「それなら、今回の任務は鎖神・・・Bloody Blueに全て任せればいいのだな?」
「ちょっと待てよ!誰もそこまで・・・」
 なんで勝手に決めるんだよと思わず立ちあがった天辻に、Viperが冷静に応える。
「確かに、ただ潜入してデータをハックするだけならわざわざ『HADES』に頼まずとも別のチームに依頼することもできる。だが、今回は特殊でな・・・研究所とは言っているが表向きは孤島の刑務所だ、セキュリティもそこまでぬるくない」
 Viperがそこまで言うと、中央のマルチスクリーンに今回の潜入対象の外観が3Dホログラム映像で浮かび上がる。
「セキュリティは全館監視カメラ、セキュリティロック付き、巡回ありだ。ロックは簡単に無効化できるが監視カメラと巡回を交わすのは難しい。そんなところに4人も潜入させるほど私も馬鹿ではない」
「つまり・・・」
「お前たちの中から誰か1人を選び、潜入してもらう。残りの3人はここで潜入した1人のサポートを行ってもらう」
 Viperがそこまで言うと、一瞬、室内を沈黙が満たした。
 が、その沈黙はすぐに破られる。
『METAL GEAR SOLIDを現実にやれ、ってことか』
 鎖神と天辻、二人の言葉が同時に重なる。
「冗談じゃねーぞ!んな無茶な任務、しかも準備無しでできるかよ!」
「準備無しとは言わない。装備一式はこちらで用意している」
「そういう問題じゃない、なんでこんな無茶な任務を急に押し付けるんだよ」
 天辻がそう言うのにも一理ある。
 普通、内容の如何にかかわらず潜入するには事前に綿密な下調べと打ち合わせ、その他計画が必要になる。
 それなのにその打ち合わせすらせずに潜入するとは。
 いくら本部側が資料と装備を揃えていても資料が完全に頭の中に叩き込まれていなければ意味がない。
 その危険性を知っていて、天辻はそう言ったのだ。
 だが、Viperは天辻の言葉に首を振った。
「調査なら本部で済ませてある。それに・・・『HADES』ならこちらで用意した資料だけで潜入できると思ってのことだ。」
 そう言われ、ぐっと言葉に詰まる。
 確かに「HADES」は通称「三大神」と呼ばれる最高ランクに属している。
 高い任務成功率と万一戦闘になったとしても切り抜ける実力、情報管理の能力を持ち合わせた少数精鋭のチームである。
 突然の任務などあって当然、それに対応してこその「三大神」とも言える。
 だから今回のような任務も受けて当然なのだが。
「しかし・・・今回は危険すぎる」
 呟くように、天辻が言った。
 今までなら一人(たいてい鎖神)がセキュリティを担当し、残りの2人ないし3人で潜入と鎮圧を図ってきた。
 しかし今回の場合は。
 一人が潜入、残りの3人でバックアップを取れと言う。
 しかも潜入先は通常のネットワークから隔絶された空間、外観は衛星で撮影したものがあるからいいものの内部の資料はどうなのか。
 バックアップをとれと言われてもとりようがない。
 できることと言えば本部の方針を伝えることのみ。
 それで、無事に潜入できると言うのか。
「いろいろ不安があるようだな」
 4人を気遣うように、Viperが言う。
「安心しろ。装備はある程度の防弾、耐熱、耐衝撃および各種センサーを取り付けた特製のスニーキング・スーツを用意している。衛星経由で潜入した者の各種ステータスと周囲状況を転送、フィードバックする仕組みになっている」
「スニーキング・スーツって・・・」
 やや呆れた口調で呟く鎖神。
「パクるのもいい加減にしたほうがいいと思うけど」
「気にするな」
 知っているのか、知らないのか飄々としているViper。
「詳しくは追って話す。先に誰が潜入するのか決めてもらいたい」
 Viperが、場の雰囲気を改めるかのようにそう言った。

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VPサイドの方が長い・・・
やっぱ版権キャラを動かすのは難しいです。
とりあえずブリーフィングの続きは3にて。
しかしVPサイドの皆さんなんでこんなにMGSを知ってるかね・・・
ま、設定としては2010年、世代的にMGS世代なんですよきっと・・・


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posted by 日向 夏樹 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ALICE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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